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「時間泥棒」とは?つい夢中で時間を奪うものを指すネットスラングを解説

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この記事は 時間泥棒 の意味をくわしく掘り下げた記事です。

「時間泥棒」とは

「時間泥棒(じかんどろぼう)」とは、動画やゲーム、SNSなど、ついつい夢中になってしまい、気づいたときにはたくさんの時間を使ってしまっていた、というものを指すネットスラングです。本当に泥棒が出てくるわけではなく、自分でも気づかないうちに大切な時間をどんどん奪っていく、その中毒性やおもしろさをユーモラスにたとえた言い方です。「ちょっとだけ」と思って見始めたのに、気づいたら何時間も経っていた、という体験を、多くの人が一度はしたことがあるのではないでしょうか。

どんな意味で使われるのか

この言葉のポイントは、必ずしも悪い意味だけで使われるわけではない、というところにあります。「時間を奪われた」という言い方には迷惑そうな響きもありますが、実際には「それだけ夢中になれるほどおもしろい」という、どちらかといえば前向きな評価を込めて使われることが多いのです。つまり「時間泥棒=それだけ魅力的でやめられないもの」というニュアンスで、半ばほめ言葉のように使われます。

たとえば、最初は五分だけ見るつもりだった動画サイトで、関連動画を次々と再生してしまい、気づけば一時間が過ぎている。あるいは、ちょっと休憩のつもりで始めたスマホゲームに熱中してしまい、宿題や家事がすっかり後回しになってしまう。こうした「自分の意思とは関係なく、どんどん時間が吸い取られていく」ような感覚こそ、時間泥棒という言葉がぴったり当てはまる場面だといえるでしょう。

対象になるのは、短い動画を次々と見てしまう動画アプリ、やり始めると止まらないゲーム、延々とスクロールしてしまうSNSのタイムラインなどです。最近ではおすすめ機能が発達し、利用者の好みに合わせて次の一本を自動で流してくれるため、気づけば長い時間見続けてしまう仕組みが整っています。こうしたサービスはまさに「時間泥棒」と呼ばれやすく、便利さと引きかえに時間を差し出している、ともいえるのです。

言葉の由来

「時間」と、ものを盗む人を指す「泥棒」を組み合わせた言葉です。もともとは、むだ話などで人の時間を奪う迷惑な行為を指して使われることもありました。ドイツの児童文学『モモ』に登場する、人々から時間を盗む「時間どろぼう」も有名で、この言葉のイメージのもとになっています。ネットの世界では、そこから意味が少し変化し、「夢中にさせて時間を使わせてくるもの」そのものを指す、親しみのこもった表現として広まりました。

使い方と例文

おもに、何かにのめり込んでしまったときの感想として使われます。

この新作ゲーム、おもしろすぎて完全に時間泥棒だわ。
おすすめに流れてくるショート動画、まじで時間泥棒。寝る時間がなくなる。

次のように、注意をうながす使い方もあります。

  • 「そのアプリは時間泥棒だから、寝る前は開かないほうがいいよ」
  • 「試験前なのにSNSが時間泥棒すぎてぜんぜん進まなかった」
  • 「このマンガアプリは神だけど時間泥棒でもある」

使うときの注意点

基本的には軽いノリで使えるカジュアルな言葉ですが、相手や物事に対して「あなたは私の時間を奪う迷惑な存在だ」という意味で向けると、強い非難に聞こえてしまうことがあります。人に対して使う場合は、冗談だと分かる場面かどうかに気をつけたいところです。また、「時間泥棒」と笑って済ませているうちに、睡眠や勉強、やるべきことの時間まで削ってしまうこともあります。おもしろいからこそ、自分で時間を区切って上手に付き合うことが大切です。

まとめ

「時間泥棒」は、夢中になって思わず時間を使ってしまうもののことを、ユーモアを交えて表すネットスラングです。迷惑そうに聞こえて、その実「それだけおもしろい」という称賛がこもっている点が、この言葉の魅力といえます。便利で楽しいサービスがあふれる今だからこそ、上手に付き合いながら、自分の大切な時間も大事にしていきたいですね。

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