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「揚げ足取り」とは?意味・使い方・由来をわかりやすく解説

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この記事は 揚げ足取り の意味をくわしく掘り下げた記事です。

会話や議論の中で、相手のちょっとした言い間違いを取り上げて責める人を見て、うんざりした経験はないでしょうか。そうしたふるまいを表すのが「揚げ足取り」という言葉です。ここでは「揚げ足取り」の意味や具体的な使い方、由来、そして使うときに気をつけたいニュアンスまでをわかりやすく紹介します。

「揚げ足取り」の意味

「揚げ足取り」とは、相手の言葉の細かな間違いや言いそこないを、わざと取り上げて、からかったり責めたりすることを指します。話の本筋とは関係のない、ささいな言い回しのミスや小さな矛盾をわざわざ拾い上げ、相手を困らせたり、自分が優位に立とうとしたりするふるまいです。たとえば、友達が「昨日、三時間くらい勉強した」と言ったときに、「本当は二時間半でしょ」と細かく指摘して話の腰を折るような態度が、まさに揚げ足取りにあたります。内容そのものを正しく話し合うのではなく、言い方のあらさがしに終始してしまうため、建設的でない行為だと受け取られることがほとんどです。言われた相手はいい気持ちがしませんし、話し合いそのものが前に進まなくなってしまいます。揚げ足取りをする人は、相手を言い負かしたい気持ちや、自分を賢く見せたい気持ちから、つい細かい部分に食いついてしまうことがあります。しかし、そうした指摘は問題の解決にはつながらず、ただ相手をやりこめて終わってしまうことがほとんどなのです。

「揚げ足取り」の使い方・例文

「揚げ足取り」は、あらさがしのような態度を批判したり、いましめたりするときに使われます。次のような形でよく登場します。

  • 「彼はいつも揚げ足取りばかりで、話がちっとも前に進まない」
  • 「揚げ足取りをするより、まず相手の言いたいことを聞こうよ」
  • 「そんな揚げ足取りみたいな指摘は、やめておいたほうがいい」

このように、多くの場合は「揚げ足取りはよくない」という、批判やいましめの文脈で使われる言葉です。自分の行いを反省するときに、「つい揚げ足取りをしてしまった」と使うこともあります。

「揚げ足取り」の由来

「揚げ足取り」の由来には、相撲や柔道などの武術が関係していると言われています。相手が技をかけようとして足を上げた、その一瞬のすきをねらって足を取り、たおすことを、昔から「揚げ足を取る」と言いました。ここから転じて、相手のちょっとしたすき、つまり言葉の小さな間違いをねらって責め立てることを、「揚げ足取り」と呼ぶようになったのです。「揚げ足」とは、地面から持ち上げた足のことで、まさに無防備な一瞬を表しています。相手の弱点をすばやくねらうという点で、もとの意味と現在の使われ方がうまく重なっている言葉だといえます。「揚げ足を取る」という言い方は、日常の会話でも「人の揚げ足を取るものではない」といった形で、昔から使われてきました。

「揚げ足取り」のニュアンス・注意点

揚げ足取りは、たとえ指摘の中身そのものが正しかったとしても、相手や周りにあまりよい印象を与えません。重箱の隅をつつくような細かすぎる指摘は、その場の空気を悪くし、「意地が悪い」「めんどうな人だ」と思われてしまうこともあります。もちろん、明らかな間違いをやさしく正すことは大切ですが、それと揚げ足取りはまったく別のものです。大事なのは、相手の言いたいことの中心をくみ取り、思いやりを持って接することです。小さな言い間違いはおおらかに受け流し、本当に伝えたい中身に耳をかたむける。そんな姿勢を持てば、揚げ足取りとは無縁の、気持ちのよいやりとりができるはずです。また、インターネットやSNSでは、文字だけのやりとりが増えたことで、ちょっとした言葉じりをとらえた揚げ足取りが起こりやすくなっているとも言われます。相手の顔や声の調子が見えないぶん、言葉の受け取り方には、いっそう気を配りたいところです。

まとめ

「揚げ足取り」とは、相手の言葉のささいな間違いをわざと取り上げて責める、あまり感心されないふるまいのことです。相撲などで相手の足を取る動きが由来とされています。細かなあらさがしに走らず、重箱の隅をつつくのではなく、相手を思いやる気持ちを大切にすれば、より良い会話や話し合いにつながっていくでしょう。

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