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「コテ(固定ハンドル)」とは?匿名掲示板で名前を名乗る人の意味

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この記事は コテ の意味をくわしく掘り下げた記事です。

はじめに

インターネットの掲示板をのぞいていると、「コテ」「コテハン」という言葉に出会うことがあります。ぱっと見ただけでは意味の分かりにくい言葉ですが、匿名の掲示板の文化を知るうえで欠かせないキーワードのひとつです。とくに、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)に代表されるような、名前を書かずに投稿するのがふつうの掲示板でよく使われてきました。ここでは「コテ」がどんな人を指すのか、どこから生まれた言葉なのか、どんな場面で使われ、どんな点に気をつければよいのかを、順番に分かりやすく解説していきます。

「コテ」とは

「コテ」は、名前を出さずに書き込むのがふつうの匿名の掲示板やスレッドにおいて、自分だけの決まった名前(ハンドルネーム)を名乗って書き込む人のことを指す言葉です。多くの掲示板では、名前を入れずに投稿すると自動的に「名無しさん」などの共通の名前で表示されますが、そのなかであえて同じ名前を使い続ける人が「コテ」と呼ばれます。同じ意味で「コテハン」と呼ばれることもあります。書き込みのたびに同じ名前が表示されるので、どの発言が同じ人によるものかが一目で分かるのが大きな特徴です。何度もやり取りするうちに、その人ならではの個性やキャラクターが伝わってくることもあります。

言葉の由来

「コテ」は「固定ハンドル」を短くした言い方です。「ハンドル」はインターネットで使う名前(ハンドルネーム)のことで、それをいつも同じものに「固定」して書き込むことから「固定ハンドル」と呼ばれ、さらに縮めて「コテハン」「コテ」となりました。反対に、名前を決めずにその都度「名無し」で書き込むスタイルは、コテとは区別して語られます。だれもが名無しで発言できる匿名掲示板の文化のなかで、あえて名前を出す人を言い表すために自然に生まれ、定着していった言葉です。

どんな場面で使う?

「コテ」は、おもに匿名掲示板の文化のなかで使われてきた言葉です。同じスレッドに何度も登場し、意見や情報を発信し続ける人が「コテ」として認識されます。名前が固定されているぶん、過去の発言とのつながりが見えやすく、くわしい常連として一目置かれることもあれば、逆に発言に注目が集まりやすい立場にもなります。次のような形で使われます。

あの板の有名なコテが久しぶりに書き込んでる
コテで活動してると、過去の発言もぜんぶ結びつけて見られるからね
  • 「このスレのコテは詳しい人が多い」
  • 「名無しで十分だから、わざわざコテにはしない」
  • 「コテデビューしてみようかな」

コテハン・トリップとの関係

「コテ」と同じ意味で「コテハン」という言い方も広く使われます。また、同じ名前を他人が勝手に名乗る「なりすまし」を防ぐために、「トリップ」と呼ばれる仕組みが使われることがあります。トリップは、名前のうしろに決まった記号と合言葉を入れると、本人だけが出せる文字列が自動で表示されるもので、コテとセットで語られることの多い言葉です。これによって、名前が同じでも「本物のコテかどうか」を見分けられるようになっています。名前を出さない「名無し」、読むだけで書き込まない「読み専」などと並べて考えると、掲示板での立ち位置の違いがよく分かります。

使うときの注意点

コテとして活動すること自体は、その場のルールに反するものではありません。ただし、匿名を前提とした場所では、目立つ行動が快く思われないこともあり、「自己主張が強い」「目立ちたがり」と受け取られる場合もあります。逆に、有益な情報をていねいに出し続けて、多くの人から信頼されるコテもいます。どちらが良い・悪いというより、その掲示板ごとの空気や文化によって受け取られ方が変わる、と理解しておくとよいでしょう。名前を固定するぶん、発言には責任がともなうという点も覚えておきたいところです。

まとめ

「コテ」は「固定ハンドル」を略した言葉で、匿名の場であえて決まった名前を名乗る人のことです。「コテハン」とも呼ばれ、トリップなどの仕組みとあわせて、匿名掲示板の文化を知るうえでよく出てくる言葉です。名前を出さない「名無し」との違いを押さえておくと、掲示板でのやり取りがぐっと分かりやすくなります。ネットの歴史や文化に触れるときに、知っておくと役立つ言葉のひとつだといえるでしょう。

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