「復帰勢」とは?意味・使い方と「〜勢」シリーズとの違いを解説
公開
この記事は 復帰勢 の意味をくわしく掘り下げた記事です。「復帰勢」とは?
「復帰勢(ふっきぜい)」とは、一度やめたり長く休んだりしていたゲームや趣味、推し活などに、もう一度戻ってきて再開した人たちのことを指す言葉です。「復帰」+「勢(=そういう立場の人たち)」からできており、オンラインゲームやソーシャルゲームの界隈を中心に、幅広い趣味の場面で使われます。この言葉を調べる人は「どんな人を指すの?」「新規勢や古参勢と何が違うの?」と気にしていることが多いので、まずはそこを整理していきます。
意味・ニュアンスを詳しく
復帰勢のポイントは、「まったくの初めて」ではなく、「昔プレイしていて、ブランクを経て戻ってきた」という点にあります。数か月ぶりの人もいれば、数年ぶりの人もいます。久しぶりに戻ると、ルールやシステム、アイテムが大きく変わっていて浦島太郎状態になりがちで、「復帰勢だけど今の環境についていけない」といった使われ方をよくします。
ニュアンスはおおむね前向きで、戻ってきた人を歓迎する文脈で使われます。運営のアップデートやイベント、話題の新要素をきっかけに復帰勢が増えることも多く、コミュニティにとってはうれしい存在として語られます。
また、復帰勢は自分の立場を説明するときの便利な自己紹介ワードでもあります。初対面の相手に「ずっと続けている古参ではないけれど、まったくの初心者でもない」という微妙な立ち位置を、「復帰勢です」の一言で伝えられるからです。質問をするときに「復帰勢なので的外れだったらすみません」と前置きすれば、周りも事情をくんで優しく教えてくれる、といった使われ方もします。
語源・由来
「復帰勢」は、「復帰する(戻る)」に、仲間や立場のまとまりを表す接尾語「〜勢(ぜい)」を付けた言葉です。「〜勢」は、同じ特徴を持つ人たちをざっくりとグループ化するネット特有の言い回しで、2010年代のオンラインゲームやソーシャルゲームの普及とともに数多く生まれました。復帰勢もその一つで、アップデートや周年イベントで古いユーザーが戻ってくる現象を表す言葉として定着しました。
使い方(例文)
会話やSNSでは、次のように使われます。
- 「3年ぶりにログインした復帰勢です。何から始めればいい?」
- 「周年イベントで復帰勢が一気に増えたね」
- 「復帰勢向けのログインボーナスが手厚くてありがたい」
- 「復帰勢だから用語が分からない。今の環境を教えてほしい」
SNSの投稿では、こんな形でよく見かけます。
完全に引退してたゲーム、友だちに誘われて復帰勢になりました。知らないキャラが多すぎて楽しい。
復帰勢あるある、昔のアイテムの使い方を完全に忘れている。
3年ぶりの復帰勢だけど、UIが別ゲーになってて笑った。浦島太郎すぎる。
「〜勢」シリーズとの関係・使い分け
復帰勢は、「〜勢」という大きな言葉のファミリーの一員です。あわせて覚えると、界隈の会話がぐっと分かりやすくなります。
- 新規勢…最近始めたばかりの人たち。復帰勢と違い、過去のプレイ経験がありません。
- 古参勢(こさんぜい)…初期からずっと続けているベテラン。復帰勢は「昔は古参寄りだったが一度離れた人」とも言えます。
- 引退勢…やめてしまった人たち。ここから戻ると「復帰勢」になります。いわば対になる言葉です。
- ガチ勢・エンジョイ勢…ガチ勢は本気で極めようとやり込む人たち、エンジョイ勢は勝ち負けより楽しむことを優先する人たち。取り組む本気度でのグループ分けです。
- 無課金勢・微課金勢・廃課金勢…お金のかけ方によるグループ分けです。
このように「〜勢」は、始めた時期(新規・古参・復帰・引退)、本気度(ガチ・エンジョイ)、課金額(無課金・廃課金)など、さまざまな切り口で人をゆるくグループ分けする言葉です。復帰勢は、その中でも「始めた時期・継続の状況」による分類にあたります。
使うときの注意点・ネガティブに取られる場面
「〜勢」はあくまでゆるいグループ分けで、優劣をつける言葉ではありません。復帰勢だからといって肩身が狭く感じる必要はなく、ブランクがあっても歓迎されるのが普通です。一方で、古参勢が新規勢や復帰勢を見下したり、逆に「にわか」と決めつけたりすると、コミュニティの雰囲気を悪くしてしまいます。立場の違いはただの個性と考え、自分のペースで無理なく楽しむのが一番です。久しぶりに戻ったときは、最新情報をまとめたページを読んだり、同じ復帰勢の投稿を探したりすると、浦島太郎状態をすんなり抜け出せます。
まとめ
「復帰勢」は、一度離れた趣味やゲームに戻ってきた人たちを指す、前向きなネット用語です。過去の経験がない「新規勢」、ずっと続ける「古参勢」、やめた「引退勢」と対比すると位置づけがはっきりします。「〜勢」は人をゆるく分ける便利な言葉ですが、優劣ではないことを忘れず、自分らしく楽しむきっかけにしたい言葉です。ブランクを気にせず、戻ってきた今この瞬間から、またマイペースに楽しみ直していきましょう。